続★さだっちょんのドンブラコ岩手生活

横浜から岩手に移住し早○年。カヤック&農作業ほかお外遊びなら、なんでもOK!
 
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今更ながらの成長期。瀬戸内カヤック横断隊その3 【弓削島〜岡村島】 00:14

3日目・・・・朝6時30分出発とのことだったので、準備がすこぶる遅いと思われるワタクシ
4時にいちおう起きてはみたのですが。。。

寝返りすら打てないほど、上半身の疲労は最高潮。
頭は起きても、体まったく動かせず・・・・・
あいや、なんたら、なんじょすべ・・・・って極限状況のときに限って不思議なモノです。
寝ぼけ頭ながら、突然、以前習ったヨガの動きを思い出しました。
少しずつ、少しずーーーつ体の一部分一部分を丁寧に伸ばしていくと・・・・
あいや、なんたらイタギモチーーーーことよ・・・・・

おかげで、思いのほか心地よく体を目覚めさせることができ、いざテントを開けてみると、なんと空には満天の星。
12月だけあって、4時なんて真っ暗・・・というか、それはまさに「闇の世界」の絶頂時間。
あまりにも星のまたたきが近く、キレイなので、またもやボーッと見上げ・・・・

な〜んて、言い訳はともかく、結果として貴重な時間をボケボケ過ごしてたら、あっという間に6時半。
隊長が「ほれーーー出るぞーーーーー!!おせーーーぞーーーーーー!!!」
あちゃーーーーーーーー。すすすすすスビバセン。
パッキングも超テキトーなまんま、とにかく艇に乗り込んだってなもんでした。

そうです。
本日はこの行程で最大の難所と言われる、しまなみ海道をゆくのです。
その名も「船折瀬戸」・・・時間帯や時期によって、船も折れんばかりの潮流が起きるという場所。
昨年は、海なのにゴウゴウと川のように流れていたとか・・・・
大きな船も、ここを通るときは流されないよう全力で来るので、ちっぽけなカヤックなど
かまってる余裕もないのだそうです。
隊長いわく、そういう状況で何かあっても、みんな自分のことで精いっぱいで助けれらない。
ここで何かあったら悪いけど、見送るしかない・・・とのこと。

今日の転流は、9:45頃。もっとも潮流が弱まる時間です。
その時間から大幅にずれてしまえば、もう、どんなツワモノでも越えることは不可能なのだそうです。
とにもかくにも、この難所を越えるまではがんばらねばなりません。

本日のリーダーは、ゲッソリマチくんことK隊員。
2年生ながら、とてもしっかりしたリーダーです。

私は・・・といえば、とにかくゲッソリマチくんについていくだけ。ぴったりマークしていくだけです。
もう、こうなったらストーカーと思われたって構いやしません。
それが隊に迷惑をかけない、自分ができる唯一のことなのです。

それにしても・・・この日は、体に少し変化があったように思います。
陸上でほかの動きをしているときは、相変わらず体のあちこち・・・とくに肩甲骨や背中全般が
痛くて、もろもろの作業がiwate弁でいうところの「はがいがね」んですが、
あたふたバタバタとにもかくにも海に漕ぎ出してみると、なぜか・・・・それほどは痛くなかったんです。
痛みがパドリングの動きに馴染んできたとでもいうのでしょうか。

それに・・・・初日のスーパー手漕ぎ作戦で、私の手首から肘、腕全般は完全にもうダメモードで悲鳴をあげてましたので、それをいかに使わずに漕ぐか。もう、ほとんど、それだけを考えてました。
ゲッソリマチくんのストーカーという本日のオツトメを、この悲惨な状態でどうやったら成し遂げられるのか。

(あ、でも、正直ゆえば・・・・おやつのことも、けっこう考えてました。次の休憩んときは何食べよっかな〜♪ってね。ぐふふ。だって・・・5分という短い時間にいかに効率よくオヤツを摂取し、さらに先頭に出ておくか・・・それを考えてるのが、とっても楽しいんです。)

・・・話それましたが、そんなわけで、結果として、この日以降は容積の大きな背筋様と腹筋様のお世話になるしかなかったのです。
「フッキン、ハイキン、(パドルヲ)オシテー、オシテー、(カラダヲ)ヒネルーヒネルー」
この意味不明な呪文が、3日目のパドリング・ソングでした。

この呪文が効いたか効かないかはわかりませんが、幸い潮流の影響をさほど受けることなく
また、さほど隊から遅れることなく船折瀬戸を通過し、大島へと渡ることができました。

がしかーし!
難所を越えて大島に張りつき、ほっと一息ついたところに、退路を断たれる最大の事件が・・・
GさんAさんのタンデム艇が突如ここで離脱宣言!
去年お世話になったというクマさんが応援に来てくれていた大島の小さな港に、さっさとあがってしまったんです。
いや、今日で二人が終わりということは、わかってはいたんですが・・・・
あわよくば、二人と一緒に自分もリタイヤすれば、皆様に迷惑かからなくてすむだろう・・・
な〜んてことも、まだしつこく考えていたりしたもので・・・・

Aさんは、タンデムとはいえ、隊に残された唯一の女性メンバー。
彼女も初参加ですから、ここまで、とても大変な思いをしてきたはずです。
あんまり話す余裕はなかったけれど、ひそかな心の支えでした。
二人がいなくなってしまえば、あとは、いわずもがなシングル艇の強靭な男性のみになってしまいます。
こんな、かよわき乙女が一人ぼっちで残されて・・・本当に大丈夫なのでしょうか。

けれども、時間は、まだ10時過ぎ。自分の精神的&肉体的にも、まだ余裕のある時間です。
しかも天気は快晴。海は、ほぼベタ凪。
呪文にかかった自分の体は、まだ少しずつなら漕げそうに思えました。

とても心細く、さみしい気持ちになりましたが・・・・
でも、私は・・・彼らと一緒にあがることを選択しませんでした。
今日を越えられれば・・・・明日は4日目。
4日目とは、全日程の半分を過ぎることです。
初参加ながら、今までの行程を振り返るとかなり順調に進んでいるように思えました。

行ける・・・・かも・・・?
行ける・・・・かな・・・?
行ける・・・・だろう。
行ける・・・・行こう!・・・・・つーか、行くしかねーー!!!

と、頭の中で何段活用したんだかわかりませんが、
彼らの離脱は、この3日間大切に温めてきた、私の「いつでもどこでもリタイヤ★ノーテンキプラン」を木端微塵に玉砕してくれたのです。

大島でのランチをはさみ、大三島へと再びプチ海峡横断。
ここまで、なんとかかんとかゲッソリマチ・ストーカー健在。
本日のキャンプ地は、岡村島に決まりました。
海峡横断を繰り返していると、島づたいに漕げるのは、精神的にとっても楽になります。
もう今日は海峡を横断しなくてもよい・・・とほっとしたところに、知床仲間でもあるA隊員が
話しかけてくれ、集中力がプチ切れたのか・・・油断してベラベラ話してたら、
岡村島周辺の潮が案外キツク・・・あちゃちゃちゃ。最後にまたもや遅れてしまいました。

それでも、この日のゴールはなんと14:30!
キャンプ地でゆっくりできるって、なんてすばらしいんでしょう。
太陽のあたる浜で、濡れたものを干し、今朝のめちゃくちゃパッキングを整理し、
仲間たちと、昼間っからビールを飲み、明日進んでいくはずの海へ沈みゆく夕陽を眺めながら
ゆっくり語れる。
みんな、それぞれ趣向を凝らした豪華なおつまみを次々出してくれます。
自分は、それほどのものを何も持ってなかったのですが、それでも何か・・・・と食材袋をゴソゴソし
ささやかなツマミを提供。そんな本当にちょっとした精神的ゆとりが、なんともいえず幸せです。

陸上サポーターのKちゃんも、一人心細い中、フェリーを駆使し見知らぬ島々を渡って合流。
彼女の存在は、一気に場を盛り上げてくれます。
疲れてるだろうに買い出しに行ってくれるというので・・・せっかくなのでアメとガムをお願いしました。
Kちゃんの父上、H隊員から教わったんですが、コヤツらは、長時間にわたるパドリングの間、
ずっと口の中にいてくれるので、ものすごーーーーーく効果的なんです。
この3日間、何度H隊員からおこぼれを頂戴して、しのいできたことか・・・

みんなに「お前、子供かー!」と笑われつつ、
Kちゃんは大玉シリーズだのマンゴー味だのフルーツミックスだのと、かなり素敵なセレクトをしてきてくれたうえ、焚火の前でマッサージまでしてくれました。
本当にありがたいことです。

そうだ、この大玉シリーズさえあれば、・・・・きっと明日も漕ぎきれるに違いない。
そう、明後日も・・・・その次の日も・・・・・・きっと漕げるに違いない。

だって・・・・・・Kちゃんセレクト・・・とてもじゃないけど、明日だけじゃ食べ切れない量だったんです。笑


ふだんなら、焚火の前で、いつまでも飲んだくれてしまうタチなのですが、無理は禁物。
久々にちょこっとゆったりした幸せな気持ちを味わいながら、みんなに感謝しつつ、今日も早めに就寝するとします。
だって私、明日も・・・漕ぎますから!

テントの中では、ヨガもどきストレッチを忘れずに・・・・・


漕ぎだして間もなく・・・7時ころ太陽があがってきます。
すばらしく心が清まる、幸せな時間です。

ゲッソリマチ・リーダーにお願いして、写真撮影休憩をちょびっと取ってもらいました。

リーダーは船折瀬戸の通過時間を気にして、気が気ではなかったかもしれませんが・・・



無事、船折瀬戸を通過し、伯方島と大島をつなぐ大橋です。
橋の上に、サポーターKちゃんと撮影Mちゃんが待ち構えててくれたのですが、余裕のない撮影で・・・写ってるのかいないのか・・・ゴメンね。

この橋のほぼ下を通って、伯方島から大島へと渡ったのですが・・・ここも大型船の通過が頻繁にあり、潮流の激しくならぬうちに一気に渡らねばならず、気を抜けない場所だったのです。

実際には、通過中は1艘も通りませんでしたが・・・
不況の影響なのでしょうか。
全体的に船が少ないようだと地元隊員たちがゆっていました。



大島で出迎えてくれたのが、クマさんという方です。(水滴シツレイ・・・)
去年は、おでんをご馳走してくれたそうです。

今年も、たっぷりつくって待っててくれたそうなのですが・・・結局われらを代表して、ここで離脱したGさん&Aさんがご馳走になったとのこと。

おでんが食べられなかったのは残念でしたが・・・・私には、大玉シリーズがあるさっっっ!!(しつこい)

来島海峡大橋かな?
しまなみ海道をつなぐ島々。
ゲッソリマチ・リーダーのホーム・ゲレンデだそうで、感慨もひとしおの様子。
(ストーカーは語る)
今治がまもなくだなんて・・・なんだか信じられません。

今治といえば、大学の同級生が第55番札所の副住職さんをしており、彼の結婚式で訪れた地でもあります。

Iくん、元気かな〜〜







岡村島に、早めに上陸できたというのに、写真も撮らずに昼間っから飲んだくれてたら、あっという間に夕陽が・・・

明日はあっちのほうへ向かって、
漕いでいきます!







| 東北以外でシーカヤック? | comments(0) | trackbacks(0) | posted by さだっちょん
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