続★さだっちょんのドンブラコ岩手生活

横浜から岩手に移住し早○年。カヤック&農作業ほかお外遊びなら、なんでもOK!
 
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活断層について学んだのであった。 22:16
えーと、まずもってたくさんの皆々様、このたびの宮城・岩手内陸地震で
たくさんのお見舞いメッセージをいただき、ホントにありがとうございました。

幸い、私の生息地は被害の大きいところより北東にありまして、
かなりの揺れではあったものの、ほとんど被害はございませんでした。
毎晩未だに余震は続いており、具合が悪くなる友人などもいるなど
油断は許されない状況ですが、
どうもワタクシの場合は、どこまでも神経が図太く
相変わらず「なるようにしかならない」精神が旺盛なようで
まるで、ゆりかごのごとく熟睡しております。
それに、地震のおかげで近頃疎遠になっていた遠方のお友達ともヒサシブリにお話しできたりして、不謹慎なことは十分承知ながら、まだまだアタシも捨てたもんじゃないのかなぁなどと、密かに少し嬉しかったです。どうもスミマセン。

とはいえ、まだまだ油断はならない状況。
すでにニュース等で皆様ご存知かとは思いますが、
車で1時間ほどの地域では、震源が山あいだったために
人災こそ少なかったものの、ライフラインの復旧や大規模な土砂崩れによる
二次災害の可能性など、未だ不安定な生活を強いられてる方々も多くいらっしゃいます。
日本赤十字社で義援金を受け付けておりますので、ぜひご協力お願いいたします。http://www.jrc.or.jp/sanka/help/news/1506.html

ほいでもって、読者からツッコミが入るほど、心地よい「必殺★さだブロ放置プレー」を
敢行しておった間、何をしてたかと申しますと・・・
ちょうどタイムリーなことに
活断層の専門家・・・変動地形学を専攻し、去る5.25六ヶ所近辺に
M8クラスの大活断層があると大々的に発表した(←CLICK!)
渡辺満久東洋大学教授が
岩手県にいらして地震のメカニズムや今回の研究発表についてお話ししてくださるというので、
アタシごときにわかるのか、わからないのかすら、わからなかったけど
とりあえず顔出してみました〜

いやぁぁぁ、これまた予想外におもしろかった!!!

渡辺教授は、小柄でやせていて、でも瞳の奥のやさしいかんぢの方で
スライドを使ってボソボソ&淡々と自分の調べてきたことをお話ししてくださいました。
専門用語も多かったけど、まったく問題なく非常にわかりやすかったです。
動画はコチラからご覧いただけますが、いちおアタシなりの説明をしてみます。

六ヶ所近辺は、「海成段丘」ってゆう、川でいうところの河岸段丘みたいな地質で本来は平らなはずなのに、
ゆる〜く長〜く一定方向に均等に傾斜していて、これはずーっと地下奥深くにある断層がずれたとき表面のほうでおきる「たわみ」という現象であり、専門家の目からすれば明らかに下に活断層(逆断層)があるという証拠なんだそうです。

渡辺教授は、別に原子力どうこうの立場ではないし、話っぷりから観ても
アタシが思うに、単なる「土オタク」です。あ・・・ゆっちゃった。笑

だって、岩肌にくっついてる昔の生物とかを見たり、岩のえぐれ具合を見るだけで
何万年前に何があったとかあてられるんだそうで・・・

ちなみに、宮城・岩手地震が起きた頃は、大間の先の弁天島にわたってウミネコに攻撃を
くらいながら地質調査をしていたとか・・・
ま、イワイワ好きのアタシとしては、相当タイプなかんぢのマニアック度です。笑
(あ・・・また余震・・・山の神の怒りは、なかなか静まらんの〜〜。涙)

で、そんな彼いわく
『「ズレ」と「揺れ」とは違う。
このたび学会で発表した六ヶ所近辺の大断層は、日本原燃の敷地を通っている。
耐震性がどうのこうの以前に、「ズレる」可能性のあるところに建物が
建っているところが明らかに問題だから、それは移動すべきでしょう』という
考えなようです。

ほいでもって、さらに興味深いのが、これに対する日本原燃の見解で
ココに全文が載ってるんだけど、冒頭で
『最近、「サイクル施設の直下にこれまで未発見だった長さ15km以上の活断層がある」、「地下探査データなどから西側に傾斜した逆断層の存在が読み取れ、断層面はサイクル施設内の直下まで延びている」、「大陸棚外縁の断層と出戸西方断層とがつながっている可能性がある」などの主張が一部で報じられ、立地地域の皆さまを中心に多くの方々をいたずらに不安に陥れる内容となっています。』

と述べてます。
だけど、渡辺先生らの今回の発表は、別に反対派の主張とか
そーゆー問題じゃなくて、他の先生たちとも共同で長年土いじりをしつつ地道な研究してきて
きちんと「学会」という場でその成果を発表しただけで
別に「多くの方々をいたずらに不安に陥れる内容である」とかなんとかって、
何の専門家でもない一業者に言われる筋合いのものではないんだそうです。
つまり、もしこれが別な工場であったり、例えば六本木ヒルズであったりしても、
彼らは同じ立場を示すんだと思います。
ちなみに日本原燃には「変動地形学」の専門家はいません。
だから、これに対しては、温厚な土オタク先生たちもあんまりだってことで、
日本原燃の声明に対して意見書を送ったということでした。
その後の反応は、まだないらしいです。

なんでも向こう側の『表層部の「たわみ」と地下深くの「断層」は関係ありません』
っていう主張は、土オタクの世界では50年ぐらい時代遅れのもので、
今どきの土オタクからすれば、渡辺先生じゃなくても「たわみ」と「断層」の関係を
見れば、すぐに「コレは活断層だ!」ってわかる典型的な事例なんだそうです。

ところが最近では、どこからか「M8レベルの活断層があってもダイジョブ!」という
説も出てきているとか・・・。うーむ。どこがどのようにダイジョブなんでしょうか・・・
こちらの説を唱える先生の話を直接聞いてないので、アタシにはよくわかりませんが、
土オタク先生としては、あまりにも楽観的すぎるのではないかとのことでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみに、渡辺先生は学生時代の卒論で、ななななんと
岩手県の奥羽山系(東北の真ん中へん、南北に連なる長〜い山系。)の
活断層を取り上げていて、その研究が今でも日本全体のガイドラインに使われてるんだそうです。
ところがどっこい、残念なことに彼の研究は盛岡〜北上か水沢あたりまで
・・・つまり、今回被害の大きかった栗駒付近のギリギリちょっとだけ北までだったのです。。。
そのへんも図解でキチンと説明してくれて、
「調査が及んでなくて本当に残念です。すみません。これから調査していきます」
っておっしゃっていました。

アタシとしては、オトナになっても
「わからない。ごめんなさい。これからやります」と
言えるオトナは、、、、結構好きです。

ってなわけで、活断層マメ知識オワリ!

以上、先生が質問を受け付けるというので「変動地形学」といおうとして
「へ、ヘンタイ・・・でしたっけ????」とかゆっちゃった、
相変わらず全然ダメダメ、マゾ大好き★さだっちょん報告でした〜

うわ。また余震・・・涙涙涙
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