続★さだっちょんのドンブラコ岩手生活

横浜から岩手に移住し早○年。カヤック&農作業ほかお外遊びなら、なんでもOK!
 
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愛ってどうなの?〜セプテンバー・ラブのすすめ〜 23:02
おいおいおいおいおーーーーーい。
そりゃ、あなた、確かに遅筆・遅筆といい続けて早何ヶ月ですからね。
内心、いちおう反省はしてるわけで、断りにくいにはせよですよ。
よりにもよって「セプテンバー・ラブ」ってテーマで書け!ですと??
このアタクシめに「愛」について語れですと??
ちょっとちょっと、そりゃ頼む人、絶対間違ってるって。ふぅ〜・・・

しっかしさ、なんでそもそも9月イコール恋なんでしょうかね〜。
やっぱり、熱くて開放的な、歌手でいえばチューブやサザンの夏が終わって、
涼しい秋風が日が見る見る短くさせ、それに反比例するかのごとく、
月の輝きが増してくると、
どこか切なく、どこか人恋しく、
思わず誰かの胸を借りて思い切り泣いてみたいのよ〜。
そして過ぎ行く夏の思い出に思い切り浸らせて、
今夜だけ、ああ今夜だけ、
もうどうにもとまらない!!

・・・って、あ〜ダメです。ロマンチックのかけらもありません。
どうやらアタクシ、どうあがいても作詞家にはなれそうもありません。

でもさ、「恋」だの「愛」だのって書くと、どうにもこうにも歯がゆいばかりですが、
要するに「好き」ってことですよね。
つらいときや煮詰まっているとき、そのことを思うと、なぜか元気がわいてくる。
あの人がいるから、何ものにも替えがたい一緒に過ごす時間があるから、つらい仕事もがんばれる!
そーゆー心理状態のことだと思うんです。
それなら、話はカンタン。

アタシの永遠の恋人、それはズバリ・・・          
「海」でしょう!

ちっぽけなカヤックという小舟に身を委ねて大海原を漕ぎ分けていく、
どうしようもなくちっぽけで、どうしようもなく心細いのに、
どうしようもなく自由なあのカンカク。
なんのしがらみもなく、自分の判断だけが行く手を左右する状況の中で、
五感が研ぎ澄まされ、毛穴の奥にまで自然が入り込んできて身震いでもおこしそうな、
あのカンカク。
景色と自分がすっかり一体化した証かのように、陸からは決して見られない、
ものすごい絶景が迎え入れてくれたときの、あのカンドウ。

セプテンバーだろうがオテンバァだろうが、季節を問わず、あの時間がないと
アタクシ生きていけません。
あの時間、あの感覚があってこそ、アタシの陸上生活が存在しているというものです。

カヤックで海に出るようになって得たものは、アタシの中で本当に大きい。
カヤックの世界そのものはもちろんですが、それ以外のシーンでも自分という人格に深く影響を与えているように思います。

たとえ同じ場所であっても、先へ進みたくとも、時としてそれを許してくれない海。
せっかくカヤックを持っていっても天候がひどくて予定を変更したり、
はては、まったく漕がずに戻ってくることすらあるのです。

そういう遊びを繰り返しているうちに、いつのまにやら自分の中の許容範囲が広がったというか、
完璧を求めなくなったというか、直接カヤックとは関係のない陸上の人やモノの世界も
一味違う目線で…なんというか、ある種の愛情をもって眺められるようになったような気がしています。


9月。
この時期は、毎年遅い夏休みをいただき遠征しています。

今年の遠征先は、いつもより近場で青森県の下北半島。
どこに行くにしろ、旅先の偶然の出会いは新鮮です。

今、核再処理工場による放射能の海洋汚染が懸念される六ヶ所村の泊漁港。
堤防や道路いっぱいに昆布を干す風景に胸を打たれ、ほんの数枚いつもの小さなコンパクトカメラで写真を撮っただけなのに、
「その写真送ってやぁ。」とわざわざ家に戻って、紙切れに住所を書いてくれた老漁師。

本州最北端・マグロの町・・・そして56番目だか57番目だかの原発予定地・大間町。
うまい朝飯を求めてウロつき、近くに食堂はないか尋ねると、
「そんな朝早くからやっているところはねぇよ。ま、俺たちは、30分後には朝飯を食うけどな」
と、フォークリフトを巧みに操り、大きなマグロを氷に詰めて出荷準備を終えた後、
作業場の隅っこにある小さな休憩所へ招待してくれた大間漁協のおっちゃんたち。
(特製イカ刺定食うめがっだ〜。ほんとにゴチソウサマでした。)
 
一方、戻ってきたとき、よりいっそう重そうに穂を垂れ、黄金色を増した我が東和の風景もまた、何よりもほっとする光景です。
そんな風景に見とれていると、「何やってらぁ」とわざわざ自分から近づいてきたくせに、目もあわせず
「満足のいく稲がつくれたときは、その人がオワリのときさ〜」
などと名台詞をカンタンにはいてしまう我が東和町民。

旅先にしろ地元にしろ、そんなささやかな出会いの一つ一つが、なんだか妙に切なく、
妙に愛おしく感じられるのです。
そして、様々な状況下で、いつもそうしたささやかな愛に恵まれる自分は幸せだな〜と、つくづく思います。

ま、そういう感情が、カヤックの影響なのか、9月という季節だからなのか、
はたまた単なる歳のせいなのかは知る由もありませんが、こうしてみると世の中本当にいろいろな形の「愛」があふれているんですね。

これからも、そういうささやかな愛とささやかに出会い、そういうものに感謝しながら、
ゆっくりどっぷり漕ぎ永らえていきたいなぁ・・・
なぁんてことを思ったりする、9月の長い夜なのです。


というわけで、アタシの甚だ苦しい限りの「コイバナ」はこれにて一件落着。
はぁ〜あ。やれやれ。
とっとと煎餅布団にもぐりこんで、恋愛の達人、阿川佐和子&檀ふみのエッセイの続きでも
読むことにしようかの。(おもしろいんだな、これが…)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
注★このエントリーは、土澤まちづくり会社の発行するTMOニュース9月号用の
原稿に手を加えたものです。
さだブロ上では、10月んなっちゃったし、ネタ的にかぶるとこもあって
甚だごめんなさいってかんぢですが、同じく遅筆・略筆続きのお詫びを込めて
久々に長編をアップしてみましたんこぶ。
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六ヶ所村泊でコンブ漁を営む老漁師



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大間漁協で朝食を
(「オーマの休日」にちなんでオードリーつながりにしてみたんですが・・・苦しいか)


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大間の鮪に愛を込めて・・・
| つぶやき | comments(3) | trackbacks(0) | posted by さだっちょん
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Comment








おほほ‥セプテンバー・ラブですか。そりゃ妄想するしかないでしょ!?メグ・ライアンあたりをヒロインにして♪えっ違う?体験談を書けってか?‥わかりました。まずは私がさださんの話を聞きましょう(笑)
posted by ライターS | 2007/10/03 4:51 AM |
青森の旅おつかれさまでした。
そして、わざわざ寄り道してくださってありがとうございました。
今度は、ぜひ八戸の海でシーカヤッキングといきましょう。
いつでもお待ちしております。泊まりもOKです。
紅葉の十和田湖もいいですよ。
posted by リバラン | 2007/10/05 1:30 PM |
ライターSさん〉えんらい時間までお仕事ご苦労様です。さすが煮詰まってる?妄想プレーがさえわたってますね〜!また癒されに来てくださいねっ

リバランさん〉その節はお世話になりました!せっかく大々的にご紹介いただいてたのにコチラで紹介できてなくて申し訳ないです。
十和田湖かなり行きたいモードです!八戸チームで、ぜひまた遊んでくださいませ〜。


posted by sada | 2007/10/05 10:41 PM |
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